きじちゃんの入院(7)~急変その後~

こちら↓の記事の続きとなります。こちらを読んで頂けるとより流れが掴みやすいと思いますが、特に読まなくてもたぶん大丈夫です。
きじちゃんの入院(6)~急変~


いちばん最初はこちら↓
地域猫「きじちゃん」の入院


11/9  16:00頃 面会


きじちゃんの頭の中の経過を見るために再度MRIを撮りました。
お薬が効いて、脳の腫れが多少引いていることを画像で確認。

まだ危機的状況から脱せてはいませんが、前日に比べるとちょっと良くなっているとのことでした。

少し回復してきているのでこの日1晩様子を見て、翌日なにもなければ人工呼吸器を外し、きじちゃんに起きてもらうことになりました。(
この時点では脳を休めて回復させるために、きじちゃんはお薬で眠ってもらっています)

また、きじちゃんのお腹にチューブをつけそこから栄養をとってもらうようにすると誤嚥で窒息してしまうことを防げる……とのお話があり、このチューブもつけてもらうことに。



11/10 22:00頃 面会

11/9よりまた少し良くなってきているとのことです。(まだ治ってはいませんが……。)


この日、人工呼吸器を外してきじちゃん自身で呼吸をしてくれていました。
自分で呼吸ができてえらい!!すごい!!天才!!

お腹へのチューブはしばらくそのままで、きじちゃんが「チューブやだ!」と抵抗したら(抵抗する元気が出てきたら)外す方針になりました。

いったん落ち着いているように見えましたが実はここからが正念場で、まだ急変する可能性もありますがとりあえずは希望が見えてきた……と病院の先生よりお話がありました。

この時点ではお薬などひととおり手を尽くしており、あとはきじちゃん本猫次第……といった状況のようです。
あとできることとしては、発作等を起こさないか注意深く見守り、もし何かあった場合には迅速に対応する、とのことでした。

外部からの刺激に脳が反応して急変してしまう可能性があり、お薬の投与等は続けてあとはそっとしておくのがベストの状態だったようです。

また、外部に出した検査の結果が返ってきました。
特にウイルスは検出されなかったそうです。

最初の拾ったときに確認されたお鼻の炎症からくる膿?が脳を押してしまっているのかもしれません……。
場所が場所ということもあり、手術で取り出すとしたら頭を開いて……ということになるので病院でも前例が無く、リスクもかなり大きいため、基本的には投薬で治療していく方針です。


11/11 17:00頃 面会

きじちゃん、さっそくお腹へのチューブに抵抗したようです。
このチューブを外してもらい、ケージで眠っていました。

できる限りたくさん休んで回復してほしいのでそのまま起こさずそっと帰宅……。


11/12 20:00頃 面会

この日もきじちゃんは眠っていましたが、前日とは違いノビ~~~っと伸びをしてみたり、あくびをしたりお口をもぐもぐしてみたり……。
だいぶ意識が戻ってきたようです。よかったね~~~~~~~!!

途中できじちゃんが起きて、面会に来ている私のことが分かってくれたようでした。
こちらに気付くとにゃおにゃお鳴いて、立ち上がってウロウロ歩こうとしていました。

歩けるほど体力が回復しておらず、立ち上がってもバランスを崩して倒れこんでしまいましたが、しっかりこちらを認識できるまでは意識が回復しているようでよかったです✨
でも倒れこむとケージの壁に頭をぶつけて刺激を与えてしまうのが怖いからきじちゃん無理しないで横になるか座っててください……。

ただ、まだ自分でご飯を食べることはできない様子。(気持ち悪そうな素振りを見せた、とのことでした。)

病院の先生からは、これから退院に向けて段階的にゆっくり治療を弱くしていくことが目標、とお話がありました。
ただ、弱くしたタイミングで悪化してしまう……といったことも十分考えられるので、この段階的、の「段階」をどこに設定していくかをよく考えないといけない、とのことです。

急いで退院させてまた炎症がぶり返してしまうことが一番怖いですね、その時にまた同じだけのベストな医療を受けさせてあげられるとも限りません……。
入院費が多少嵩んでしまっても構わないので、きじちゃんにはしっかり治して元気になってもらいたいところです。


11/13 19:30頃 面会

きじちゃん、ごめん寝の姿勢で眠っていました。かわいかったです💕
伏せの姿勢が維持できるくらいには回復してくれたようでよかったと思います✨

きじちゃんを起こしてしまい、また立ち上がろうとして転んで頭をぶつけてしまうことのが怖かったので、ケージの外からの声掛けのみに留めます。
(ケージといっても、金属製で大きくしっかりとした小部屋のような作りです)

頭の方は少しずつ良くなってきていますが、血液検査での肝臓の数値があまり芳しくなかったそうです。


考えられる原因としては、炎症を抑えるために投与しているステロイドの影響だけなら良いのですが、入院前にご飯を食べなかった期間が数日あったため脂肪肝が怖い、とのこと。
肝リピドーシスともいうそうで、中には黄疸がでるまで進んでしまう子もいるようです。

幸いきじちゃんはそこまでは進んでいませんでした。
これの対策として、腸にチューブを入れて栄養の点滴をすることに。
きじちゃんにはたくさん栄養をとってもらい、ゆっくりとでも適正値に戻ってくれることを期待しましょう。


あとがき

たくさん点滴をして手足がちょっとだけ痛々しく見え、きじちゃんもそんな姿は残されたくないかな……と思い、入院中の写真・動画は基本的には残さない方針でいこうと思います。
(発作中の様子など痛々しくても、今回やこれから先似たようなことが万が一起きた場合に、病院の先生に見せるために撮影し残しておくことはあると思います。)

その代わりに(?)けっこう前の写真ではありますがお外で元気にしていた頃の写真を載せておきます🐾
結局その暮らしは続かず、今こうなっているくらいには野良の暮らしは厳しいようです。


餌やりさん?の手により、建物の軒下に猫用ベッドが置かれていました。


昨年の冬頃のきじちゃん。この時に比べると今はやせ痩せになってしまいました😿



ねこさんの匂いチェックのときの"ふんふん"感、よいですよね◎

おねがい

人工呼吸器を外せたため数十万単位ではなくなりましたが、まだ入院費用の金銭的な負担は1泊3万程度と大きいです😢

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お誕生日やうちの子記念日などに如何でしょうか🐾
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ここまで読んで頂きありがとうございました🐾










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