私事になりますが、ねこさんのことなので記録と反省のためにこのブログで記事を書きます。
「こんなこともあるんだな」くらいに思って頂ければ幸いです。
ちょこちょこ「ねこさんをほめました」の販促に出てくれている、このねこさん。
近所に住んでいる地域猫さんで、「ねこほめ」の中の人と仲良くしてくれるのでサンプルが必要な時に協力して頂いていました。
ねこさんの安全に配慮し、おうちの特定を防ぐためにぼかし加工しています |
アクリルスタンド制作時のサンプルにも協力してもらいました |
ごはん・お水・発泡スチロール箱のおうちを貰っていたりなどお世話されている形跡があり、右耳の先端にちっちゃく切れ込みがあるので避妊済みの地域猫さんだと判断しました。とりあえずキジトラなので「きじちゃん」。いつもは呼ぶと出てきて「わぁーん」とご挨拶してくれるのですが、ここ3日くらいは呼んでも無反応、出歩いている姿も見かけず……といった状況でした。
大雨の中、いつもいる公園を覚束ない足取りでフラフラ歩いているのを発見。
触らせてくれたのですが、毛の内側の方まで雨でびっしょりでした。
びしょびしょなのに水溜まりの中につっこんで歩いていこうとし、「ヤバイな」と思いました。
ただ、声掛けには反応し「きじちゃん」って呼ぶとにゃーんわーんってお返事してくれました。
このままウロウロされたら低体温症で死んでしまいそうだったので、移動させようと抱き上げましたが抱っこしても抵抗無し。いくら知っている人間相手とはいえ、野良猫が抱っこされて無抵抗なのは異常事態だと判断しました。
発泡スチロール箱のおうちに返そうとする→箱に入りたがらない
(箱にいないときに隠れている)アパートの駐輪場側の壁に下ろす→動かない
他に雨風をしのげて猫が居られそうなところは思いつかず、一時的に自宅に連れ帰りました。
このあたりからの人間はパニックで、まともな判断ができている自信が全くありません。
猫を拾ったらどうするかの知識はあったはずなのですが記憶が飛びました。
なので、猫を拾いそうな方は正常な時に「猫を拾ったらフローチャート」を作って目につくところに貼っておくといいと思います。
10/22 11:45頃
きじちゃんを連れ帰ってすぐ、タオルで水気をふき取りとりあえずダンボール箱に入ってもらいました。が、ヨロヨロふらふら歩き始めます。(知らない場所だしそりゃそう)
これ手に負えないぞと勘が働き、動物病院に「野良猫を拾っちゃって、びしょ濡れで、歩き方がヨロヨロで死んじゃいそうで、どうしたらいいですかこれ(´;ω;`)」みたいな理性の無い電話を掛けました……。
結果的にこの判断は正解だったと思うのですが、もっとロジックで落ち着いて冷静に判断するべきだと思います。勘って。
病院の先生は優しく「つれてきてください」と仰ってくださったので、傘をさすのは諦めて抱っこして、なるべく車通りのない道を選んで連れていきました。※危ないので絶対にやらないでください。
(ニンゲン以外の生き物はうちにいないのでキャリーバッグ等は無く、買いにいく余裕もなく、私用のカバンに入ることはきじちゃんに拒否されてしまった挙句の暴挙です……。)
10/22 12:00頃 動物病院にて
きじちゃんにはいったん入院して適切な処置や血液検査等を受けてもらい、午後また様子を見にいって詳細なお話を聞くことにしました。
ニンゲンはホムセンで猫トイレと食器と猫ごはんとキャリーバッグを買って帰宅しました。(トータル7000円くらいでした)
きじちゃんの容態について「ご飯を自分からは食べようとしない、口に持っていくと食べる」 「鼻が鼻水等で詰まっていて食べ物の匂いがわからないのでは?」とのこと。
猫白血病・猫エイズに関しては今のところ陰性(感染が直近1週間以内だと検査に出ない)でした。血液検査の結果も概ね基準値以下。いくつか異常値が出ている項目がありましたがいずれも長期間のまず食わずだと出る項目のようです。(1つだけ内臓の炎症が原因の可能性もある点がありました)
猫白血病・猫エイズに関しては今のところ陰性(感染が直近1週間以内だと検査に出ない)でした。血液検査の結果も概ね基準値以下。いくつか異常値が出ている項目がありましたがいずれも長期間のまず食わずだと出る項目のようです。(1つだけ内臓の炎症が原因の可能性もある点がありました)
点滴を続け、ご飯を食べてもらって体力が回復すればまた元気になるかなーと思いました。
この日は祝日だったので即病院に連れて行ったりできました、病院が開いてる午前中に間に合ってよかった……。(即位礼正殿の儀は見られませんでした、アーカイブで見ます)
ケージの2階にきじちゃんが居たのですが、床が無いところに躊躇なく歩き出そうとする(普通の状態なら1回止まるなりなんなりする)、右目?が閉じれなくなる?等の行動が見られたそうです。お薬の投与でちょっと落ち着いた?そう。
レントゲンを見ながらより詳細なお話を伺いました。
右鼻の鼻腔に何かもやっとした影が見える、もやっとした影は炎症か腫瘍かどっちか?
・炎症の場合→内科的な処置、お薬で良くなるはず?
・できものの場合→外科的な処置が必要、手術しても根治はほぼあり得ない(再発の懸念)
炎症と腫瘍どっちなのかは大きい病院でMRI・CTで検査しないとわからず、 検査だけで20〜30万円くらい?(手術費用も別途10万〜くらいかかりそう)とのことでした。
きじちゃんに会ってみるとぼーっとした感じでしたが、音には反応するようで呼びかけるとこっちに来てスリスリ?しようとしてくれ(なんの躊躇もなく空中に足を踏み出すので扉を閉めました)、にゃーんってかわいいお返事もしてくれました。
とりあえず、10/23中は内科的な処置(お薬)で様子を見てもらうことに。
お薬で良くなってくれればそれでよし、そうじゃない時のことを念のためこの1日でよく考えておく……これでいったん帰宅です。
10/23 その後
ここまでのことを踏まえ、状況を整理するためにフローチャートを書きました
「これ以上は考えないこと」のひとことが最重要なのでは? |
内容はあえて「検査をすると生じるデメリット」「検査しない場合の大まかな流れ」の2点のみに留めています。
「検査をしてダメだったら…」とか「病気が進んでひどいことになっちゃったら…」とか現段階で考えても何も動けないで正気じゃなくなるだけなので……(現時点でもう正気じゃないのに)
いまこれを書きながら、実家猫のかかりつけだった病院の先生に「心配の先取りはしないでください」ってよく家族が言われてたのを思い出しました。
10/23 これからどうするの?
明日(10/24)また病院に行くお約束をしているので、その際に薬が効いたか等をお伺いしてから諸々の判断をします。
今日(10/23)の時点では「全身麻酔のリスク」というものがどういったリスクなのかをあまりお伺いしていなかったので、そこをきちんと確認してリスクが許容範囲内であれば、きじちゃんには大きい病院で検査を受けてもらいたい方向でいます。
金銭的には1・2回の検査~手術くらいまでなら出せるだけの蓄えはあるのでなんとかなるかなぁと。お金はかかるけど高確率でほぼ治るよ!って治療ならローン組んじゃうかもしれない。猫の命に関しては金銭感覚がバグっているので。
ただ、お金をかけても寛解する確率があまりにも低い・きじちゃんにとって治療の負荷があまりにも大きすぎる、といった場合には緩和ケアの方向に切り替えることも考えてはいますが、この考えが杞憂になることを祈ります。
また進展があれば、時間がとれ次第このブログやSNS等にてご報告致します。
また進展があれば、時間がとれ次第このブログやSNS等にてご報告致します。
あとがき
パニクって写真・動画をなにひとつ撮っていなかったのでちょっと前のかわいい元気なきじちゃんの写真をいくつか掲載しておきます。
右奥のねこさんはお母さんらしいです |
ゴロンする人間は選んでいるっぽい?小学生軍団からは逃げます |
ぼかし加工前は背景にまぎれて光学迷彩?って感じでした |
おねがい
「ねこほめ」の有償依頼・グッズ制作のご注文を頂けると、きじちゃんの治療費と生活費の足しになるのでとてもとても助かります💦
「ねこほめ」の仕上がりややり取りが不明(ご不安)な場合、Twitter・instaglamで無償受付を行っているタイミングがございますので、そちらで一度お試し頂ければと思います。
「ねこほめ」の仕上がりややり取りが不明(ご不安)な場合、Twitter・instaglamで無償受付を行っているタイミングがございますので、そちらで一度お試し頂ければと思います。
状況によっては諸々のお返事等が遅れることがありますがご容赦ください<(_ _)>
2~3日たっても返信が無ければ、お手数ですが催促して頂けると幸いです。
アクリルスタンドはS・M・L・LLの4サイズからお選び頂けます。
アクリルキーホルダー・スタンド共に、ねこさんを切り抜かずお写真まるごと誉め言葉を書き込んだデザインにすることも可能です。ご希望の際はお写真の送付時にその旨をお伝えください。
長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました🐾
◆追記:続報はこちら→地域猫「きじちゃん」の入院(2)~退院~
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